日本体操、金メダル、米国は銅メダルでも歓喜!なぜか

オリンピック トピックス

パリ五輪第4日目に、男子体操の団体総合決勝が行われ、
16年リオデジャネイロ五輪以来となる金メダルを獲得しました。

27日の予選では中国が1位で、日本は2位スタートでしが、
見事に大逆転で優勝しました。

日本勢の頑張りと、中国の不運、米国が銅メダルでも歓喜した理由を考えてみました。

  • 中国との点差にくじけず実力を出した日本
  • 中国、鉄棒でまさかの2度の落下ミス
  • アメリカは銅メダルでも喜び爆発

中国との点差にくじけず実力を出した日本

橋本大輝(セントラルスポーツ)
萱和磨(同)
谷川航(同)
杉野正尭(徳洲会)
岡慎之助(同)
の日本勢は大逆転で金メダルを獲得しました。

3・267点差の2位からのスタートでした。

その重圧に負けないで、すばらしい演技を披露しました。

だれもあきらめませんでした。奇跡を信じてたからこそ、
納得のいく演技ができたと思います。

メンバーはそれぞれに、お互いが「仲間に助けられてここまで来れた」、
「皆がいたから頑張れた」、と語って喜びをかみしめていました。

中国、鉄棒でまさかの2度の落下ミス

中国が、3.267点差をつけて独走態勢でした。

しかし、最終種目の鉄棒でアクシデントが起きました。

蘇煒徳選手が2度も落下したのです。

これが敗因となり、日本にまさかの逆転負けになりました。

蘇煒徳選手は「非常に申し訳ない、私のミスで金メダルが獲れなかった」
と謝罪しました。

しかし、彼だけを責められません。

出場予定の選手が、けがで離脱したために、
補欠選手として控えていた彼が、繰り上げで出場したのです。

蘇煒徳選手は驚くことに、去年の世界選手権でも、
同じ技のところで今回と同じように、
2度落下していたのです。

これは、チームの組織内の問題であって、
彼1人の責任にするのは気の毒と思います。

アメリカは銅メダルでも喜び爆発

アメリカの銅メダルが決定した瞬間は,まるで金メダルが決まったかのように、
喜びが爆発していましたね。

選手たちは歓喜して、腕を高く振り回して、
お互いにハイタッチしていましたね。

アメリカのメディアも、大きく報道して、
彼らをヒーローだとほめたたえています。

銅メダルでもここまで騒ぐのは理由があります。

男子団体は、2008年に銅メダルを獲得したのを最後に、
メダルには縁がありませんでした。

16年ぶりのメダルだったのです。

金メダルを毎回、多数獲得するアメリカが、
銅メダルでも、心から喜びを爆発させている姿は、
とても新鮮で、感動しました。

まとめ

日本の逆転優勝の競技はハラハラ、ドキドキでしたね。

オリンピックは毎回、感動させられるドラマがあります。

負けた中国にも、心配や同情のコメントがいっぱい集まり、
愛のあるいたわりの声が寄せられました。

アメリカの素直に喜びを爆発する姿にも感動しました。





橋本大輝(セントラルスポーツ)

萱和磨(同)、谷川航(同)、杉野正尭(徳洲会)、岡慎之助(同)の