パリ五輪開幕もトラブル続出か!

エッフェル塔 トピックス

7月26日にパリ五輪が開催されました。

始まったばかりのパリ五輪ですが、
いろんなトラブルが報告されています。

東京オリンピックでも問題が発生しました。

五輪反対を訴える大規模なデモがもありましたし、
何よりオリンピックをめぐる収賄事件もありましたね。

今回はパリ五輪でのトラブルをいくつか紹介します。

  • 雨天トラブル
  • ポールに掲揚された五輪旗が逆さま
  • 韓国の選手団が「北朝鮮」と紹介される
  • 五輪マークの一部がはがれ、四輪マークになる
  • サッカー戦で爆竹が投げ込まれ、、試合が一時中断
  • 盗難被害が相次ぐ
  • 公式バスが迎えに来なかったため自力で移動
  • 提供される食事量が不十分だと、選手から苦情

雨天トラブル

 開会式の入場行進はセーヌ川で実施されました。

開会式が競技場の外で実施されるのは夏季五輪史上初めてです。

選手たちが、船上で「入場行進」するという画期的な取り込みでした。

しかし、途中で天候が悪化、大雨に見舞われてしまいました。

行進を映し出していた、大型スクリーンが停止し、
集まっていたファンからは失望の声があがりました。

この開会式には200億円が使われたそうなので、
天候のせいとはいえ、残念でした。

ポールに掲揚された五輪旗が逆さま

選手入場後に五輪旗の掲揚がロカデロ広場で行なわれました。

音楽とともに五輪旗がポールに掲揚されたのですが、
なんと、五輪旗が逆さまだったのです。

軍関係者による掲揚だったようですが、
誰も気付かないままに、式はそのまま進行しました。

この失態は海外メディアに瞬く間に拡散され、
厳しい声があがりました。

韓国の選手団が「北朝鮮」と紹介される

選手たちが船上で「入場行進」しました。

各国の選手を乗せた船に合わせて国名もアナウンスします。

韓国の選手団を乗せた船が通過した時に、
「朝鮮民主主義人民共和国」と紹介したのです。

韓国外務省は、ソウルにあるフランス大使館に対し、
抗議し、再発防止を求めました。

五輪マークの一部がはがれ、四輪マークになる

日本とドイツでバレーボール男子1次リーグ第1戦の試合中、
コート中央に貼り付けられた五輪マークがはがれました。

何と五輪マークが四輪になってしまいました。

結局修復しないまま試合が続けられ、
試合終了時には、さらにはがれ、マークの半分がない状態だったそうです。

なんかお笑いの世界のようですね。

サッカー戦で爆竹が投げ込まれ、、試合が一時中断

サッカー男子のアルゼンチン対モロッコ戦では、
ファンが乱入して爆竹が投げ込まれました。

アルゼンチンが同点弾を決めた事にモロッコのファンが怒り、
選手に向けて爆竹を投げ入れたのです。

試合は2時間中断した後、観客を排除して再開されたそうです。

けが人が出てもおかしくない、前代未聞の大混乱を引き起こしたのですから、
中止した方がよかったという意見もあります。

自国愛のあまり、危険な行為をするのはオリンピックの趣旨にも
反していますよね。

盗難被害が相次ぐ

腕時計や指輪を盗まれ、盗難被害を訴える選手や、
車のガラスが割られて財布やリュックを盗られた選手もいます。

サッカー日本代表の監督も務めたジーコ氏は、
ブラジルの代表団の一人としてパリを訪れていました。

彼はタクシーに乗った直後、ロレックスの時計、ダイヤモンド、
現金が入ったケースを2人組の強盗に奪われました。

なんと被害総額は約8400万円だそうです。

オリンピック開催中は警備が厳しい、セキュリティーが強固のはずですが、
よほど、治安が悪いのでしょうか?

公式バスが迎えに来なかったため自力で移動

大会組織のバスが、ブラジルのスケートボーダー選手2名とオランダの選手1名を、
トレーニング後に迎えに行くのをを忘れるハプニングが起きました。

オリンピック選手村までは歩いて3時間以上かかるそうです。

彼らはこの長い距離を、スケートボードで走り抜いて選手村に帰ったとのことです。

交通事故にあう危険もあるし、、試合を前に、極度の疲労もあったと思います。

提供される食事量が不十分だと、選手から苦情

選手村のレストランは、24時間営業で1日に4万食を提供しているそうです。

入村する選手が増えるにつれ、提供される食事の量が不十分だという声が、
選手たちから上がりました。

調理運営担当の会社と食材を準備するスーパーマーケットチェーンの会社が謝罪し、
改善していくとの声明を発表していたので、現在は改善されている可能性がありますね。

レストランの料理不足に強く抗議していた英国代表団は、
母国から専用シェフを呼び寄せたそうです。

アスリートにとって食事は大切なエネルギー原ですからね。

まとめ

パリオリンピックは最もサステナブル(持続可能)なオリンピックといわれています。

競技施設の95%は既存・仮設の施設を利用しているそうです。

それでも予算は1兆5千億円になり、地元では開催反対の声も多数ありました。

開催初日から色んなトラブルが発生しましたが、
選手の皆様には頑張ってほしいですね。