ニンジンは葉っぱも有効利用できるので、家庭菜園にはおススメです。
コンテナ栽培やビニールポット栽培で気軽に育ててみましょう。
5センチ間隔できちんと間引きをすれば立派なニンジンが収穫できますが、葉っぱを目的に作れば手間いらずで、ほったらかしでも大丈夫です。
小さいながらもニンジンもおまけに付いてきます。
今回はビニールポットで育てたニンジンの様子と収穫した葉っぱとミニニンジンでふりかけ風つくだ煮を作ってみました。
ニンジンほったらかし栽培!
ニンジンは好光性種子で、光を感じないと発芽しません。
種をまいた後は、覆土は薄くします。
(わらを薄く載せたり、砂で薄く覆土しても良いでしょう。)
最後に手のひらで土を鎮圧して種と土を密着させます。
発芽するまでは土の表面が乾かないように注意してください。
発芽するまで、直射日光と土砂降りを避けるために軒下に置くか、寒冷紗や100均の台所用ネットを被せるのも良いでしょう。
種まき

直径18㎝×高さ14㎝のビニールポットに種まきしました。
(きちんとした大きさのニンジンを作りたいなら30㎝の高さのポットが必要です。)
ポットの下5センチぐらいのところに元肥が入っています。
ニンジンの根っこが肥料に届くころには分解していると思います。
10日前後で発芽してきました。
ニンジンの収穫

間引きせずにほったらかしのままなので、葉っぱがこんもりしてきたら収穫します。

2種類のニンジンの種をまいたので、それぞれにミニのニンジンが付いていました。
ニンジンほったらかし栽培!ニンジン葉で作るふりかけ風つくだ煮
ニンジンの葉っぱは手間いらずでほったらかしでも元気に育ちます。
そんなニンジンの葉っぱを有効利用して、ごはんがすすむふりかけ風のつくだ煮を作りましょう。
葉っぱをみじん切りにする

ニンジンと葉っぱをきれいに洗って水を切ります。
(茎の固い部分は利用しません。)
みじん切りにします。
両方ともごはん碗の8分目までありました。
フライパンで炒める

フライパンに油を入れて弱火で炒めます。
しんなりしてきたら、
醤油(大さじ1)
みりん(大さじ1)
砂糖(大さじ1)
花かつお(2~3p)を入れて
水気がなくなるまで炒めます。


ニンジン葉のふりかけ風つくだ煮の出来上がり

アツアツのごはんにのせたり、おにぎりに混ぜ込んだりして重宝します。
調味料は好みで調節してくださいね。
七味トウガラシを入れてもおいしいです。
冷蔵庫で2,3日で消費してください。

たくさん出来上がった時には、小分けにして冷凍保存しておくと便利です。
まとめ
ニンジンは根だけでなく葉っぱまで活用できる、無駄のない優秀な野菜です。
家庭菜園で育てれば、新鮮な葉をたっぷり収穫でき、料理の幅も広がります。
特につくだ煮は作り置きできる便利なレシピです。
ごはんのお供やアレンジ料理にも使えるので、ぜひお試しください。
また、コンテナ栽培やポット栽培ならベランダでもお手軽に育てられるので、初心者にもおすすめです。
ぜひ家庭菜園でニンジンを育てて、丸ごとおいしく楽しんでみてください。