7月16日午後、東京の都立高校性14名が激辛ポテトチップスを食べた事で体調不良を訴え、
救急搬送されました。口の中や胃のあたりの痛みがひどかった模様です。
いづれも軽症との事ですので、ひとまず安心ですね。
トウガラシの注意点
生徒が食べた商品は日本製で、世界一辛いと認定された唐辛子、ブート・ジョロキアが使用されていたそうです。
商品には18歳未満の方は食べないでくださいと記載されていたので、必ずしも会社側に落ち度があるわけではないですね。
トウガラシに拘わらず、ニンニクやワサビなどの刺激が強すぎる食品は、
体調がすぐれない方やお子様、お年寄りの方は注意が必要となります
トウガラシについて書いていきたいとおもいます
- トウガラシの種類
- トウガラシでの事故例
- トウガラシを使った調味料
トウガラシのの種類
とうがらしの原産地は中央アメリカや南アメリカです。
主な産地はインドやメキシコです。
日本は原産地ではないものの、その土地で長い間受け継がれているトウガラシの品種があります。
例えば、京都には有名な伏見トウガラシがあります。
甘味があるのが特徴で京野菜として多くに人に好まれています。
沖縄では島トウガラシが受け継がれています。
辛みがある品種で、泡盛に付け込んで薬味として使うと味わい深い仕上がりになりますね。
ピーマン、パプリカ、チリペッパー、シシトウもトウガラシの仲間です。
その以外にも200種以上のトウガラシの種類があります。
トウガラシでの事故例
2023年9月、激辛チップスを食べた14歳の少年が亡くなりました。
テキサス州の菓子会社が販売した激辛チップスでした。
この亡くなった少年の外に、この菓子を食べた数名の少年が病院に搬送されました。
これを受けて、この商品はすべて回収され、販売中止となりました。
このチップスには、世界で最も辛いとされているキャロライナリーパーが使われていました。
韓国で最も辛いとされいる青陽唐辛子(チョンヤンコチュ)の170倍のカプサイシンが含まれているそうなので、想像するだけで目まいがしてきますね。
激辛ではなくても、辛いトウガラシを摂取する時は注意が必要ですね。
お子様や妊娠中の方、基礎疾患のある方は、ほどほどの辛さにおさえて用心した方がよさそうですね。
トウガラシを使った調味料
トウガラシを使った調味料は、料理を引き立てるだけでなく、食欲を増進させる効果があります。
ラー油はトウガラシやごま油、しょうがなど、多くの香辛料を煮詰めた調味料です。
餃子には欠かせない一品ですね。
豆板醤(とうばんじゃん)はトウガラシと豆を発酵させて作った、中国の調味料です。
七味トウガラシはゴマ類、ミカンの皮、麻の実、しょうがなどを乾燥させ、
それを細かくしてブレンドしたものです。
カレー粉はトウガラシ、ニンニク、ショウガ、クローブ、シナモンなど30種類の香辛料をまぜたものです。
まとめ
トウガラシは適量をうまく使いこなせば、
食生活を豊かなものにしてくれる優れた食品です。
しかし、刺激を求めるあまり、度を過ぎた激辛食品を摂取してしまい、
健康を害する結果を引き起こしたりします。
そのような事が起きないように、
子供たちや周囲の人たちに注意を促していきましょう。