種をまいて発芽したと喜んでいたら、翌朝には跡形もなく消えてしまった…そんな経験はありませんか?
その原因の多くは、虫や鳥による食害です。
苗がまだ小さい時期には、注意が必要です。
ある程度成長するまでは、ネットなどで苗を保護する必要があります。
株が大きく成長したら、市販の防虫ネットやトンネル資材に切り替えてもよいですね。
家庭菜園を楽しむ方は、無農薬栽培にこだわっている方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、手軽に簡単で低予算で出来る簡易虫よけネットの作り方をご紹介します。

【100均DIY】超簡単!虫よけネットの必要性とは?
春から初夏は野菜の種まきや苗の植え付けシーズンです。
ところが、発芽したと喜んでいたら翌日には消えていたことが時々起こります。
その原因の多くは、以下のような害虫や野鳥による被害です。
苗が消える原因は「虫や鳥」
• ヨトウムシなどの幼虫
• ナメクジやカタツムリ
• スズメやヒヨドリなどの鳥類
苗を守るには「ネットを使った防御」が有効
• 苗がしっかりと根を張り、本葉が増えてくるまで保護しないといけないです。
• 夜間に活発になるナメクジやカタツムリの被害を防ぎます。
【100均DIY】超簡単!簡易虫よけネットの作り方
簡易虫よけネットを作るために必要な材料は、なんと以下の3つだけです。
すべて100円ショップで手に入ります。
材料
● 割りばし(数本)
● ストロー(数本)
● 水切りネット(数枚)
それでは、実際に簡易虫よけネットを作っていきましょう。
ストローでアーチを作る
ストローの曲がる部分を折り曲げます。
片方のストローの吸い口部分を半分に折り曲げて、もう片方に差し込みます。
2本のストローでアーチができました。

割りばしで足を強化する
このままではストローが柔らか過ぎるので足部分に割りばしを差し込みます。
割りばしの細い部分から差し込むと、太い部分で止まります。
これで、足元がしっかりと土に差せますね。

水切りネットをアーチにかぶせる
台所用の水切りネットをアーチにかぶせたら出来上がりです。
水切りネットは排水口用は巾が18㎝で、三角コーナー用は巾が25㎝です。
伸縮性がかなりあるので、いろんな大きさの鉢に合わせられます。

【100均DIY】超簡単!虫よけネットのメリット
この手作り虫よけネットには、たくさんのメリットがあります。
低コスト
材料はすべて100円ショップで手に入るので、非常に安価に作れます。気軽に試せるのが最大の魅力です。
特別な工具や技術は不要
誰でも簡単に作ることができます。
思い立ったらすぐに取り掛かれる手軽さも嬉しい点です。
通気性抜群
水切りネットは通気性が良いので、ネットの中が蒸れにくく、苗への負担が少ないです。
無農薬栽培の強い味方
農薬を使いたくない方にとって、物理的に虫の侵入を防ぐこの方法は、非常に有効な手段となります。
猫のいたずらを防ぐ
苗の周りをストローのアーチでガードして、猫の新入を防ぎます。

まとめ
今回は、100円ショップの材料だけで手軽に作れる「簡易虫よけネット」をご紹介しました。
せっかく始めた家庭菜園で、大切な苗が虫の被害に遭うのは残念なことです。
でも、この手作りネットがあれば、あなたの苗を守ることができます。
難しい作業は一切ありませんし、材料費もほとんどかかりません。
発芽したばかりの弱い苗を、この簡易ネットが優しく保護します。
無農薬での栽培を目指す方にとっては、心強い味方になってくれるはずです。
家庭菜園は、手をかけた分だけ喜びが大きいものです。
ぜひこの虫よけネットを活用して、健康な苗を育て、収穫を楽しんでくださいね!
また、大きく成長したら、市販のトンネルや防虫ネットを使う方法もあります。
黒い遮光ネットを用いれば真夏の日差しを緩和する効果もあります。