サイズが合わなくなったり、デザインに飽きたジーンズは皆さんはどうしていますか?
捨ててしまうのはもったいないし、少し惜しい気がしますよね。
ジーンズ生地は丈夫で長持ちする素材です。
再利用することで新しい形で生まれ変わらせましょう。
今回は実用的な買い物バッグ、エコバッグを作ってみました。
シンプルなデザインなので簡単に作れます。
リメイクで節約!買い物バッグの作り方
ジーンズの解体
ジーンズを1枚準備します。
今回は足の部分と、前ポケットを使います。
上部と下部を切り離します。
縫い目に沿ってハサミで切り開いて広げます。
型紙を作り裁断する
切り開いたジーンズの面積内で、作れるサイズを決めます。
縫い代1~2㎝を付けますので、この写真のジーンズではヨコ35㎝×タテ40㎝の大きさのバッグが作れそうです。
ジーンズ生地で前後2枚準備します。
同じサイズを裏地用の布地でも2枚準備します。
型紙なしで、直接サイズを線引きしてもかまいませんが、型紙を作った方がスムーズに行きます。
前身ごろのポケットを大きめに切り取ります。
切り取ったポケットを、バッグ用の生地の上に置いて、好みの大きさで切りそろえます。
1㎝の縫い代を付けます。
ポケットの縫い代を曲げてバッグ生地に縫い付けます。
カーブはギャザーを寄せるときれいに処理できます。
好きな場所へワッペンを付ける
お気に入りの布地からポイントになりそうな部分を切り取り、ワッペンにします。
ほつれ防止に裏から芯地を貼ります。
周りを巻き縫いします。
バッグの持ち手を作る
巾6㎝、長さ65㎝(肩に掛けられる長さ)。
2本準備します。
両サイドを1㎝折り曲げてさらに中央で折り曲げます。
折り曲げた布地の両端をミシンでステッチして、巾2㎝の持ち手に仕上げます。
パーツを縫い合わせる
バッグの表に持ち手を仮止めします。
上部に持ち手を2㎝出して、横から10㎝の位置に固定します。
前後2枚同じようにします。
2枚を中表にして上部を残して、両サイドと底の部分を縫い合わせます。
裏地2枚を中表にしてを縫います。
上部を残して両サイドと底部を縫います、
底部は真ん中に15㎝開けておきます。
表地と裏地を縫い合わせた後に、表地を引っ張り出すところになります。
裏地の袋の中にジーンズ地の袋を入れます。
裏地の袋は裏返ったまま、ジーンズ布は表に向けて入れます。
仕上げ
裏地とジーンズ布の角をピッタリ合わせます。
表のジーンズ布地と裏地をピンなどで固定して、ミシンで縫い合わせます。
裏地の底の開け口からジーンズ布の袋を引っ張り出します。
表地を引っ張り出したら、裏地の開けていた部分は縫って閉めておきます。
裏地を中にきちんと納めます。
バッグの上部にミシンを掛けます。
赤や茶の糸を使用すると、ジーンズで使われている赤茶の縫い糸とよく合います。
リメイクで節約!いろいろアレンジして楽しもう!
刺繍やワッペン
好みのモチーフを刺繍したり、ワッペンを貼ることで個性的なバッグになります。
異なった素材を組み合わせる
レザーやキャンパス生地、和柄の着物生地などを組み合わせると、アクセントになります。
ペイント
布用ペイントで絵を描いたり、文字を入れたりしてカスタマイズします。
まとめ
ジーンズ生地は、丈夫さと厚みが特徴的です。
そのため、日常的に使う買い物バッグに最適な素材と言えます。
ジーンズ独特のデニム生地は使い込むほどに味わいが増します。
不要なものを有効活用して、環境にやさしいライフスタイルを楽しみましょう。
着なくなったジーンズがあれば、ぜひリメイクに挑戦してみてください。