家庭菜園を始めるなら、手間いらずで経済的な「ネギ」のプランター栽培がおススメです。
ネギは一度育てると、何度でも収穫できる優れた野菜です。
根本から2,3センチのところでカットして収穫すれば、同じ株のネギを何度も楽しめます、
ネギの再生する力は素晴らしいです。
べランダなどの小さなスペースで、コンテナ、ビニールポットなどで始められるので、ぜひ、チャレンジしてみてください。
植えっぱなし葉ネギの栽培
葉ネギの適温は20度前後ですが、寒さや暑さにも強いです。
浅く植え付けるので、プランターやコンテナで育てるのに適しています。
今回は安価で扱いも簡単なビニールポットに植えてみました。
葉ネギの育苗
直径18㎝×高さ14㎝のビニールポットに葉ネギの種をまきます。
種に土を軽くかけて、発芽まで土が乾かないように注意して日陰に置いておきます、
1週間前後で発芽します。
発芽したら日に当てて成長を促します。
通常は込み入っているところを間引きして、株間を広げていきますが、間引きすると苗がもったいないですね、
今回は小さな苗をそのまま残して、太った株から順序に移植してゆきます。
移植する苗を小さなスプーンでていねいに根っこごと抜きます。
隣の小さな苗が浮いてしまった場合は、土を寄せて埋め戻してください。
苗の移植
苗を2,3本まとめて植え付けます。
直径18㎝×高さ14㎝のビニールポットの4か所に離して植えました。
1か月で収穫できるまでに成長しました。
株元から3㎝上を目安に切って収穫します。
低い位置で切り取っても新しい芽が出てきますが、少し時間がかかります。
収穫の時には株から少し離れたところに油かすなどの肥料を入れてください。
古い株の植え替え
植えっぱなしで、追肥をしながら長い期間収穫できますが、せまいプランターやポット栽培では根が込み合ってきます。
勢いが無くなったら、植え替えてみましょう。
根っこを傷つけないようにゆっくり苗をポットから抜きます。
根っこのひげを2㎝ぐらいで切り落とします。
ひげと葉を切り取った苗を再びポットに植え付けます。
ポットの土は入れ替えて下さい。
株元に油かすを入れます。油かすは地上に置くよりも、埋め込んだ方が効果があります。
スプーンを使ったら狭いところでもやりやすいです。
植えっぱなし葉ネギ栽培のコツ
ネギの種類
葉ネギには九条ネギや万能ネギなど色んな種類があります。
九条ネギは育てやすく、市場に流通しているので手に入りやすいです。
自家製苗のオススメ
ネギの苗は種苗店でも購入することができるので、手軽にネギ栽培ができます。
しかし、ちょっと手間ですが、種からの栽培をおススメします。
春から秋まで種まきが出来て(南の地域なら年中)、たくさんの苗が作れます。
1年中たくさん収穫できて、とても経済的です。
プランターやポット栽培のメリット
ネギは過湿に弱いために適度な水やりが必要です。
地植えに切らべて、ポット栽培は水の切れが良く過湿になりにくいです。
雨が続く時期にはひさしのある所に移動ができるのも良いですね。
夏の炎天下では半日陰のところへの移動もできます
まとめ
家庭菜園でネギを栽培することで、新鮮なネギを毎日手軽に収穫できます。
根元を数センチ残して収穫する再生栽培を活用すれば、何度も楽しめるので経済的です。
ポットやコンテナを使用することで、ベランダや狭いスペースでも始められます。