ジーンズは丈夫で長持ちする生地ですが、子どもが成長してサイズが合わなくなったり、デザインに飽きたりすることもあります。
そんなジーンズをそのまま捨てるのはもったいないですよね。
デニム生地のしっかりとした生地と、独特な風合いを生かして新しい作品を作ってみましょう!
ジーンズのズボンをシンプルなトートバッグにリメイクします。
不要なジーンズを再利用して、節約生活を手助けします。
ジーンズバッグ作り方
ジーンズバッグ作成のポイント
①ジーンズのポケットをそのままバッグのポケットとして活かします。
②ウエスト部分をバッグの開閉口として利用します。
ウェスト部分のベルト通しをはずす
糸切りリッパーを使って外します。
側面の一か所だけ残しておくと、
キーホルダーを付けるのに便利です。
すそ部分を切り取る
ファスナーがある前身ごろの方が長さが短くなっているので、一番短い長さに合わせて裾の周囲を切り取ります。(ウェストから股のつなぎ部分まで)
すそを切り取ったら、前ファスナーが脇になるように置きます。脇だったところが中央になります。その状態で裏返します。
すそは1.5㎝の縫い代にしるしをつけます。
すその角2か所を丸くします。
丸みを付けてすそを縫って閉じます。
縫い終わったら表に返します。
裏地を付ける
表に返したら裏地を作るために型紙を採ります。
紙の上にズボンを載せて周囲を書き写していきます。
※写真ではタグが付いていますが、ミシン掛けの時に邪魔になりますので取り外してください。
仕上がった時に好きな場所に取り付けて下さい。
書き写したらウェスト部分のゆがみのある部分などを定規を使ってまっすぐに書き直してください。
裏地を2枚作ります。
周囲に縫い代1.5㎝を付けて裏地を切りとります。上部の縫い代は要りません。
裏地を中表にして縫い代1.5㎝で縫います上部は開けておきます。
底の部分は返し口なので15㎝ほど開けておきます。通常は10㎝ほどで十分ですけど、デニム生地で分厚い表地の返し口になるので長めに開けます。。
表地に持ち手のひもを付けます。
長さは肩に掛けられるように60㎝にしました。60㎝+縫い代3㎝(15×1.5)の2本準備します。
持ち手を写真のように置いて上部に1.5㎝出します。ウェストより5ミリ下にミシンをかけて固定します。
裏返ったままの裏地の中に表を上にしたジーンズの袋を入れます。
両方のウェストをしっかりと合わせて1センチ下にミシンを掛けます。
それぞれの袋の4等分した所に印をつけて、そこに合わせてから全体を合わせてゆくとうまく行きます。
ジーンズ生地は厚手なので脇などの重ね合った部分は家庭用ミシンでは縫えないと思います。
職業用ミシンでも困難でした。
縫えない部分は飛ばして、あとで太い縫い針で手縫いしても良いでしょう。
ジーンズバッグ仕上げ
裏地の開け口から中のジンズの袋を引っ張り出します。
裏地を整えて、表からウェストから5ミリ下を縫って固定します。
裏地の返し口はミシンや手縫いで閉じます。
前ファスナーだった部分はサイドにきて、ポケットとして利用します。
一つだけ残したベルト通しはキーホルダー付けに利用します。
ジーンズバッグ出来上がり!
まとめ
リメイクは、家にある不要なアイテムを再利用するため、材料費がほとんどかからない点が魅力です。
ポケットなどのジーンズの風合いのデザインを生かすために装飾は控えめにしました。
オリジナルのリメイク作品は、店舗で販売されている製品にはない手作り感がありますよね。
何より経済的ですので、眠っているジーンズがあったら、ぜひ作って下さい。