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「真夏のバジル栽培」猛暑でも元気に育てよう!

節約

真夏になると、家庭菜園の野菜が暑さでぐったりしてしまうことがあります。

特に鉢植え栽培では土が乾きやすくなりますし、葉焼けや水切れにも注意が必要です。

そんな猛暑の季節でも、元気に育ってくれる野菜のひとつがバジルです。

今回は、真夏のバジル栽培で失敗しないための品種選び、日差しや水やりのコツ、花芽の対処、苗を更新する方法を紹介します。

さらに、収穫したバジルをたっぷり食べられる簡単レシピも紹介します。

真夏のバジル栽培は「暑さとの付き合い方」がポイント

バジルは暑さを好むハーブで、気温が上がる夏にぐんぐん成長します。

8月の真夏でも元気に育っている葉野菜は、つるな、ヨモギ、しそ、空心菜など、どちらかというと個性的な野菜が中心です。

そこに今年は、バジルを多めに植えてみました。

バジルは猛暑にも比較的強く、夏の家庭菜園では頼りになる存在です。

サラダの添え物として少し使うだけでなく、一般的な葉野菜のようにたっぷり収穫できれば、夏の食卓でも活躍してくれます。

ただし、「暑さに強いから何もしなくても大丈夫」というわけではありません。

猛暑の炎天下では葉がしおれたり、葉焼けを起こしたりすることがあります。

真夏のバジル栽培では少し工夫が必要です。

暑さに強いバジルの品種を選ぶ

バジルにはさまざまな種類があり、香りや葉の形、風味も違います。

代表的なのはスイートバジルです。

葉が大きく、トマト料理やパスタなど幅広い料理に使いやすいので、家庭菜園でもおなじみの品種です。

一方で、猛暑の中でもできるだけ長く収穫したいのであれば、1種類だけにこだわらず、いくつかのバジルを育ててみるのもおすすめです。

タイバジル、レモンバジル、アフリカンブルーバジルなどは特に暑さに強い品種です。

同じバジルでも、育てる場所や地域によって生育の具合は変わります。

何種類か育ててみれば、「このバジルは我が家の環境に合っている」という品種が見つかるかもしれません。

バジルは1週間前後で発芽しますので、少量ずつ種をまいて、いろいろな種類を試してみるのも楽しいですよ。

真夏のバジルを元気に育てる5つのコツ

午前中の日差しを利用して午後は暑さを避ける

バジルは日当たりを好みますが、真夏の強烈な日差しを一日中浴び続ければ、さすがに株への負担が大きくなります。

特に午後の西日が強い場所では、葉がしおれたり葉焼けしたりすることがあります。

そこで、真夏は午前中に日光を当て、午後は半日陰になる場所へ移動させる方法がおすすめです。

鉢やビニールポットなら移動も簡単です。

移動が難しい場合は、遮光ネットなどを利用して強すぎる日差しをやわらげる方法もあります。

「日光を当てる」ことと「強烈な直射日光から守る」ことのバランスが大切です。

水やりは朝と夕方を基本にする

真夏のバジル栽培では、水切れに注意しましょう。

特に鉢植えは容量が小さいため、真夏には驚くほど早く土が乾きます。

朝に水を与えても、夕方には土が乾いていることがあります。

基本は朝にたっぷり水を与え、夕方にも土の乾燥具合を確認します。

ただし、「バジルは水が好きだから、いつも水浸しにする」というのは逆効果です。

水はけが悪い状態が続くと根が弱ってしまいます。

土の表面だけでなく、鉢の中まで乾いているかを確認しながら水を与えましょう。

また、暑い時間帯に水やりをすると、鉢の中の温度が急上昇して根に負担をかけることがあります。

基本的には朝か、気温が下がってからの夕方に水やりをするのがおすすめです。

水やりは葉の上から水をかけないようにしてください。

株元周辺の土の上だけにかけます。

花芽を見つけたら早めに摘み取る

バジルを葉野菜として長く収穫したいなら、花芽にも注意します。

バジルは花を咲かせるようになると、葉の成長が遅くなっていきます。

種を採ることが目的でなければ、花芽を見つけたら早めに摘み取りましょう。

収穫するときは、葉だけを一枚ずつ取るよりも、茎の先端を摘芯するように収穫すると、わき芽が伸びて新しい葉が育ちやすくなります。

古くなった株は無理に延命しない

バジルは長く育てていると、茎が木質化して硬くなっていきます。

そうなると葉が小さくなり、切り戻しても若いころのような勢いを取り戻しにくくなることがあります。

そこでおすすめなのが、古い株を無理に育て続けるのではなく、新しい苗を次々に用意する方法です。

バジルは挿し木でも比較的簡単に増やせます。もちろん種まきから育てる方法もあります。

一度に多くの葉を収穫しない

バジルは一度に多くの葉をつみ取ると、株が弱ってしまう傾向があります。

植物にストレスを与えないように、一度に植物の3分の1以上を取り除かないでください。

7~10日ごとに間隔を置いて収穫してください。

バジルは「時間差」で植えると長く収穫できる

バジルを春に一度だけ植えて、その株を秋まで育て続ける方法もあります。

しかし、真夏にたくさん収穫したいのであれば、苗を一度に全部植えない方法もおすすめです。

例えば、1か月程度ずつ時期をずらして種をまいたり、挿し木で新しい苗を作ったりします。

すると、最初に植えた株が老化してきたころに、次の若い株が収穫できるようになります。

これはバジルを「多年草のように1株で頑張らせる」のではなく、「新しい株へバトンタッチしていく」という考え方です。

家庭菜園では、たくさん植えることよりも、少しずつ時期をずらして育てるほうが、結果的に長期間収穫できる場合があります。

収穫したバジルをたっぷり食べる方法

バジルというと、サラダの彩りやアクセントに少量使うイメージがあります。

せっかく家庭菜園でたくさん育てたなら、葉野菜のようにたっぷり使ってみるのもおすすめです。

オリーブオイルをたっぷり使った自家製ペストも便利ですが、あまりオイルを大量に摂取したくないときもありますよね。

そんな時におすすめしたいのが、バジルパンバジルソーメンです。

バジルパン

いつものパン生地に、刻んだフレッシュバジルを加えるだけでも、香りのよいパンになります。

材料

  • 強力粉……200g
  • 水……120cc
  • サラダ油……小さじ1
  • ドライイースト……3g
  • 砂糖……10g
  • 塩……3g
  • フレッシュバジル……お好みの量(今回は10gほどのバジルを使います。)

バジルを細かく刻み、通常のパン生地に加えて焼きます。

バジルから水分が多く出る場合は、分量の水を少し減らしておくと生地を調整しやすくなります。

以前紹介した「フライパンで作る節約パン!薄力粉で手軽に焼いてみよう!」というブログを参照して焼いてください。

バジルそうめん

夏の昼食にぴったりなのが、バジルをたっぷり使ったそうめんです。

そうめんを茹で、茹で上がる直前に粗く刻んだバジルを加えます。2~3秒ほど湯に通してから、そうめんと一緒にザルへ上げます。

その後、水道水で粗熱を取り、冷水に5分ほどさらします。

水を切って器に盛り、麺同士がくっつきにくいように少量のサラダ油を絡めます。

バジルの香りが加わるだけで、いつものそうめんとは少し違った夏らしい一品になります。

まとめ

真夏のバジル栽培は、暑さに強いバジルだからこそ、少しの工夫で長く収穫を楽しめます。

ポイントは、暑さに強い品種をいくつか試すこと、真夏の強烈な日差しを調整すること、水切れと水のやりすぎの両方に注意すること、花芽を摘みながら収穫することです。

そして、古くなった株を無理に延命するのではなく、種まきや挿し木で新しい株を用意しておくと、夏の間ずっと連続して収穫できます。

バジルは料理の香り付けだけでなく、たっぷり収穫しては野菜として使えて便利です。

まずは1種類だけでなく、気になるバジルを2~3種類育ててみてください。

「この品種は暑さに強い」「この香りが好き」といった、自分の家庭菜園ならではの発見も、バジル栽培の楽しみのひとつです。